ESXi5.1のPXE起動によるアップグレード
ESXiの5.1が出た(もう一ヶ月ぐらいまえだけど・・・)ので、アップグレードすることにしました。
普通にCDに焼いてアップグレードしようとしたらCDドライブが壊れているのかCDが焼けない。。。
そこで仕方なく、PXE起動させてアップグレードを試みてみた。
簡単に環境の説明
ESXiを入れるサーバ:PowerEdge1950
tftpサーバを立てるマシン:普段使ってるWindowsマシン
サーバとWindowsマシンはLANケーブルで直繋ぎ
Windowsマシン上でtftpサーバとDHCPサーバを立てて、ESXiを入れるサーバからPXE起動させるだけです。
以下にtftpサーバとDHCPサーバの設定を載せておきます。
今回はtftpdというソフトを使いました。
tftpdを起動してsettingsの各タブごとの設定は以下の通り
■GLOBAL
TFTP Server、DHCP Serverにチェックを入れる。
■TFTP
PEX Compativility、Translate Unix file name、Bind TFTP to this addressにチェックを入れる。
■DHCP
・IP pool starting address :192.168.0.X
・Size of pool:1
・Boot File:pxelinux.0
・Mask:255.255.255.0
Bind DHCP to this address、Persistant leaseにチェックを入れる。
SYSLINUXをダウンロード
kernel.org(ミラー)
syslinux-x.xx.zip をダウンロード(今回は4.06)
解凍して下記を tftpd32 フォルダにコピー
core\pxelinux.0
com32\menu.c32
memdisk\memdisk
ESXiのインストールイメージをコピー
tftpd32 フォルダにESXi5_1フォルダを作ってその下にISOイメージをコピー
ブートメニューの設定ファイルを作成
tftpd32 フォルダ内に pxelinux.cfg フォルダを作成し default ファイルを作成。
defaultファイルの中身は以下の通り。
===========================
DEFAULT menu.c32
MENU TITLE ESXi-5.1.0
PROMPT 0
LABEL install
KERNEL memdisk
APPEND iso initrd=ESXi5_1/VMware-VMvisor-Installer-5.1.0-799733.x86_64.iso
PXE起動なんてなれない方法をとったが意外と簡単で助かった。。
さて、アップグレードして満足しないでどんどん使って行かなければ!
参考URL:http://d.hatena.ne.jp/palm84/20070403/1175609650